漫画「魔々勇々」が週間少年ジャンプ新連載として登場し、注目を集めています。しかし、一部のファンやネット批評家の間で、この作品が他の人気作品のパクリではないか?影響されているのではないかという疑念が浮上しています。特に、「バーサス」と「チェンソーマン」との間に見られる類似性が話題になっています。本記事では「魔々勇々」が他の作品からの影響を受けているのか、それとも単なるオマージュの域に留まるのかについて考察してみたいと思います。さらに、作品間の類似性についても詳しく掘り下げてみましょう。
魔々勇々あらすじ
【超期待】ジャンプ新連載『魔々勇々』が「一話からすごい」「画力高い」とひそかに話題に。"ながやま こはる”さんも面白いと反応https://t.co/P6Khiv4Rn5
見事な完成度の第一話には新人作家の初連載とは思えないとの声も。『へのへのもへじと棒人間とパンツ』作者の林快彦先生のファンタジー漫画 pic.twitter.com/QKRru6wl1d
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) September 11, 2023
勇者、それは闇を祓い世界に平和をもたらす者。
魔王、それは闇を纏い世界を恐怖で支配する者。
…─しかし時は移ろい、勇者と魔王は共生の時代へ!平穏な世界で役目を失った肩書だけの勇者・コルレオ。
そんな彼の元に、異世界の勇者と魔王が現れる!
新たな勇者と魔王の登場で、世界の均衡は崩れ始める──!!
ニューノーマルファンタジー、開幕!!
「魔々勇々」は、孤児の青年コルレオと彼を育てる女魔王マママが、異世界から勇者エヴァン・オール・グリーンとそれを追う異世界の魔王との出来事から始まるストーリーです。異世界の均衡が崩れ、世界がどのように変わるのか、その先に展開されるストーリーは読者の興味を引きました。この作品は業界内で注目を集め、『チェンソーマン』の藤本タツキ先生や芸人のマヂカルラブリー野田クリスタル氏など著名人からも高評価を受けています。
魔々勇々はバーサスパクリ?
『ワンパンマン』『モブサイコ100』
ONE 完全新作 『バーサス』
単行本第1巻発売中!【1/19】 pic.twitter.com/QPgrUoZ5kc— 『バーサス』公式@単行本第1巻発売中 (@versus__info) April 7, 2023
天敵“魔族”の台頭と侵攻により、人類が虐げられ続けて数百年。世界は“大魔王”と、その配下である47体の“魔王”により支配されていた。人々は怯えて暮らしながらも、世界中から選び抜かれた47人を“勇者”と名付け、魔王軍に対抗すべく準備を進めていた。そして今、人類の存亡を懸けた決死の作戦が始まろうとしていた―――。
「バーサス」という作品は、強大な敵によって支配され、蹂躙された世界が舞台となる、バトルファンタジー作品である。この世界では、魔王とその配下である47体の魔王によって支配され、勇者たちが魔王軍に挑戦しても敗北していた。しかし、勇者・ハロゥの仲間であるゼイビィは、異なる時空から別の世界の兵士たちを召喚することに成功し、彼らの現代的な装備であれば魔王軍を倒せると考えた。
しかし、彼らもまた、別の「人類の敵」に襲われていたことが判明し、ハロゥたちに助けを求める兵士たちであることがわかった。作品の作画はあずま京太郎氏、構成はbose氏が担当しており、講談社の月刊少年シリウスで連載されている。読者たちは、この新しい作品にどのような展開が待ち受けているのか、楽しみにしている。以上がバーサスの説明になります。
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魔々勇々とバーサスの類似点
「魔々勇々」と「バーサス」、これらの作品には何か類似点があるのでしょうか?類似点を探る前に、この興味深い比較を通じて、両作品の魅力を探ってみましょう。
異世界の要素
これらの作品は、異世界の要素が豊富に描かれ、物語の核心に深く結びついています。通常の現実世界からはかけ離れた異なる次元や不思議な生物、魔法の存在が、読者を異世界へと誘います。異世界の壮大な風景や独自の文化、そしてそこに住むキャラクターたちの個性的な特徴が、物語をさらに魅力的にしています。
異世界の要素は、物語の展開やキャラクターの行動に影響を与え、独自のルールや法則に従っています。この異世界の魅力は、読者を新しい冒険への探求心や好奇心に駆り立て、作品全体に深みと奥行きをもたらしています。異世界の設定は、物語が進行するにつれてさらに探求され、展開され、読者を驚かせる要素として機能しています。
勇者と魔王の対立
勇者と魔王という相反する存在が、これらの作品の中心的な要素として際立っています。勇者たちは、世界の平和と安寧を守るという神聖な使命を背負い、勇敢に立ち上がります。対照的に、魔王たちはその対極に位置し、闇と混沌をもたらす野望を抱き、画策します。
この勇者と魔王の対立は、物語の根幹に深く絡みつき、緊迫感と興奮を物語全体に注ぎ込んでいます。勇者の英雄的な行動と魔王の策略的な挑戦が交錯し、読者を引き込み、物語の進行を刺激します。この対立が、作品のテーマ性やキャラクターたちの複雑な関係を豊かにし、読者に深い感銘を与えています。
主人公の役割
主人公たちは、物語が始まる時点では、あらゆる意味で最強と言えるような特別な力や資質を持っているわけではありません。むしろ、彼らは一般の人々と同じように、平穏な日常生活を送り、特別な役割や使命を背負っているわけではありませんでした。
しかしながら、物語が進展する過程で、異世界から現れた勇者や魔王たちとの遭遇が、彼らにとってまったく新しい使命や役割を担う契機となるのです。この運命的な出会いが、主人公たちの人生に大きな変化をもたらし、物語の進行を魅力的かつドラマティックにしています。
魔々勇々はバーサスはパクリではない
「魔々勇々」と「バーサス」は異なるファンタジー作品であり、それぞれ独自の魅力を持っています。前者は異世界の均衡の崩壊がテーマで、この世界において勇者と魔王が1人ずつしか存在できないという設定が特徴です。この設定において、勇者と魔王以外の存在が介入すると、世界の均衡が崩れる可能性があります。
一方、「バーサス」は魔王支配下の世界を舞台にしており、この作品では1つの世界に複数の勇者とその天敵(魔王)が存在し、彼らが交錯するストーリーが描かれています。この設定においては、勇者と魔王が入り乱れることが一般的であり、彼らを対決させることが物語の中核となっています。
「魔々勇々」では世界の均衡を保つために、勇者と魔王が特別な存在として存在し、それ以外の要素が介入することが制約されています。このため、ストーリーは彼らの対決に焦点を当て、世界の均衡の維持にかかる緊張感が物語を盛り上げています。
一方、「バーサス」では複数の勇者と天敵が同時に存在し、彼らの戦いや対立がストーリーの中心となります。この設定においては、勇者同士や魔王同士の対決もよく見られ、多彩なキャラクター同士の衝突が物語を豊かにしています。
このように、両作品は設定やプロットにおいて異なるアプローチを取っており、それぞれ独自の魅力と要素を提供しています。
魔々勇々とチェンソーマン
一部の意見では、一部の人々からは「チェンソーマン」との類似性が指摘されているという声もあるかもしれませんが、それはあくまで少数派の意見であり、全体的には「魔々勇々」は独自のコマ割りや敵キャラクターデザインを持っており、オリジナリティに富んでいると言えるでしょう。
そもそもパクリは無断で他人の作品をコピーし、それを自分のものとして提示する行為であり、非合法で非倫理的です。一方、オマージュは他の作品から影響を受けたり、敬意を表すために、ある作品を参考にしたり模倣したりする行為であり、クリエイティブな表現の一部として認識されています。どちらも注意深く使われるべきであり、パクリは避けるべきですが、オマージュはクリエイティブな表現において有益な手法とされています。
ジャンプの新連載面白かったのでオススメです。
— ながやま こはる (@nagayama_koharu) September 10, 2023
チェンソーマン作者である藤本タツキ先生も、絶賛していることから、少し似ているかといって過度に反応することはあまり作家にとって良くないかもしれませんね。
魔々勇々に対するネットの反応
新連載の魔々勇々、ジャンプラにもまさか派遣で来て色々評価見てたけど自分は好きです。
確かにコマ割りはチェンソーマンっぽいけどパクリってかリスペクトを感じるので好きです。(多分今の自分でもタツキ先生の意識はしちゃう)— 天音ツキ☾ (@T_suKi_PYX) September 13, 2023
魔々勇々、エヴァンがコルレオを蘇らせるあたりの展開がよくわかんないのと敵のデザインがチェンソーマンの二番煎じ感強い。
あと、主人公のモノローグ多すぎる。— SS@目標9月末までに公認3回優勝 (@ssprecure) September 11, 2023
ジャンプの新連載「魔々勇々」おもしろ……! 単なるバトル漫画ってわけでもなさそうだし、「バーサス」みたいにいろんな世界の勇者と魔王が今後も出てきそう。
— 御村ニカ (@mkJj5r69y15KjRl) September 10, 2023
『魔々勇々』、シリウス連載作の『バーサス』みたいな話にならなかったら……嬉しいな……
— オダ (@oda8888) September 10, 2023
魔々勇々正直バーサスに設定超似てるからマジで2話期待大
コマ割り演出素人目でもやばいからオリジナリティ入ったら看板クラスでしょ— れいんきゃ (@rain_kya) September 10, 2023
魔々勇々、バーサスっぽいよねちょっと
— 具体性アーク (@meowmeowray1208) September 11, 2023
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まとめ
「魔々勇々」と「バーサス」、並びに「チェンソーマン」との関連で起こったパクリ疑惑について、一般的な見方は、これらの作品間の類似性がオマージュの範疇に留まり、大きな議論の対象にはなっていないようです。
具体的に言えば、これらの作品には一部共通の要素が見られるかもしれませんが、それは一般的なファンタジー作品においてよく見られるテーマやアイデアの共有に過ぎません。パクリとは異なり、これらの作品はお互いに異なる独自のアプローチやキャラクター設計を持っており、それぞれ個別の魅力を提供しています。
業界人が絶賛しているので今後の展開に期待。
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