うる星やつらリメイクネタバレ感想!声優や作画が豪華で旧作超え?テンポが良いドタバタラブコメ!

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原作者である高橋留美子先生の「うる星やつら」がリメイク。

小学館創業100周年を記念し、全4クールに渡ってフジテレビの深夜アニメ枠で2022年に36年ぶりの放送が開始された。

放送開始後から声優や作画が豪華で旧作越えという声も。原作ファンだけでなく新規視聴者も増え世代を超えて楽しめる作品になっていた。

今回はうる星やつらの魅力を紹介したいと思います。記事にはネタバレが含まれますので気をつけてください。

うる星やつらあらすじ


宇宙人である鬼族が、地球侵略を仕掛ける。鬼族は圧倒的な技術力と軍事力を保有しており、武力で容易に地球を手に入れるのでは簡単過ぎて面白くない。そこで、鬼族代表と地球代表とが一騎討ちで戦い、地球代表が勝った場合、おとなしく帰り、地球代表が敗れた場合、地球を占領すると宣言した。その一騎討ちは、鬼族の伝統に従い『鬼ごっこ』で行われ、期限内に地球代表が鬼族代表の角を掴むと地球の勝ち、鬼族代表が逃げ切ると鬼族の勝ちというものである。

地球の命運を賭けた「鬼ごっこ」の地球代表に選ばれてしまった高校生の諸星あたるは、当初やる気がなかったものの、恋人で幼なじみである三宅しのぶの色恋仕掛け(勝ったら、結婚してあげる)により、彼女と結ばれたいがために鬼族代表のラムを追いかけ始める。あたるがラムを追いかけつつ発した「勝って結婚じゃぁ〜」の一言は、あたるが恋人で幼なじみのしのぶを想っての発言であったが、ラムは自分に求婚しているのだと勘違いし、それを受け入れてしまう。そのため、鬼ごっこには勝利、地球は侵略を免れるが、ラムは諸星家に住み着いてしまう。

かくして、恋多き男・あたると宇宙から来た押しかけ女房・ラムの果てしなき鬼ごっこが始まる。そして、友引町はさまざまな災いや奇妙な出来事に巻き込まれていく。

新旧共演豪華な声優が話題に


1980年代に放送されたうる星やつらですが、諸星あたる役とラム役であるレジェンドも父と母として参加されていることも話題に。

こちらが他の声優陣になります。

諸星あたる(もろぼし あたる)(CV:神谷浩史)
ラム(CV:上坂すみれ)
三宅しのぶ(みやけ しのぶ) (CV:内田真礼)
面堂終太郎(めんどう しゅうたろう)(CV:宮野真守)
錯乱坊(CV:高木渉)
サクラ(CV:沢城みゆき)
ラン(CV:花澤香菜)
レイ(CV:小西克幸)
おユキ(CV:早見沙織)
弁天(CV:石上静香)
クラマ姫(CV:水樹奈々)
温泉マーク(CV:三宅健太)
尾津乃つばめ(CV:櫻井孝宏)
面堂了子(CV:井上麻里奈)
あたる父(CV:古川登志夫)
あたる母(CV:戸田恵子)
ラム父(CV:小山力也)
ラム母(CV:平野 文)

アニメーション制作はジョジョの奇妙な冒険や、炎炎ノ消防隊を手がける「david production」。

昭和のレトロ感を残しつつ、現代の最高技術を駆使したアニメーションでうる星やつらの世界観を見事に表現していた。

うる星やつらリメイクの3つの魅力

2022年バージョンのうる星やつらの魅力はどんなところだったのでしょうか?

私が鑑賞して良かったと思った3つの魅力を紹介します。

古臭さを感じない現代のアニメにリメイク

名作といえど今から36年も前の作品になります。時代感におけるギャップがあるかと思いませんでしたが、全く違和感なく鑑賞することができます。

電話や服装や背景描写は昭和の風景を完璧に再現していますが、哀愁漂う感じが逆によく最新技術で作られた映像美はアニメとしての古臭さをかき消してくれており、うまくバランス調整されています。

主人公のラムちゃんのデザインが特に、印象深く髪の配色が美しく顔も原作を意識しつつ現代風にアレンジされていました。

テンポ感が早い物語展開

地球を占領する為、鬼族の伝統に従い鬼ごっこが行われることになり、諸星あたるがラムを追いかけ捕まえなければいけない状況になり、導入から鬼ごっこの結末までをAパートで締めるテンポの良さ。

物語のテンポだけではなく、新キャラ登場のスピード感も早く圧倒的な疾走感に満ちている。テンポが早いからといって話が浅いというわけではなく、無駄なカットが削ぎ落とされ洗礼された状態で視聴者に届けられている為、キャラクターの個性や世界観が分かりやすく表現出来ています。

昭和のドタバタラブコメを現代に

ドタバタラブコメを描くことが得意な高橋留美子先生。当時の演出を現代風にアレンジ。

諸星あたるを囲う少々暴力的なヒロイン2人は、現代のラブコメアニメにはない独特の味があって逆に新しい。

旧作を知っている人は懐かしい、新規でうる星やつらを見る人は斬新という感覚に襲われることでしょう。

まとめ

今やアニメ業界の常套手段となっているリメイク。原作ファンの期待を裏切らぎってしまう可能性があるという欠点もあるのだが、アニメ会社はそれ以上に期待を答えてくれる会社が多くグラフィックの向上や音楽作りが現代的にうまく表現されている。

うる星やつらの旧作のファンも納得している人も多く、魅力的な要素が多く詰まっている為、今後の展開に注目。

小学館創業100周年にふさわしい作品になっていますので気になったら是非見てみてください。

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