「ドラゴンボール ダイマ」に期待していたファンの皆さん、正直、肩透かしを食らったと感じている人も多いのではないでしょうか。鳥山明先生が手掛ける“遺作”という触れ込みで放送前から注目を集め、あの伝説の『ドラゴンボール』が再びどのような進化を見せるのか、誰もが心躍らせていたはずです。
しかし、いざフタを開けてみると、その内容に落胆する声が少なくありません。テンポの悪さや既視感のある設定、シリーズ特有の熱さが欠けた演出など、多くの人が「これがドラゴンボール?」と首を傾げています。今回は、「ドラゴンボール ダイマ」がなぜ酷評されているのか、その理由を掘り下げながら、この作品がどのように受け止められているのかを検証していきます!
【ドラゴンボールダイマ】つまらない理由
「#ドラゴンボールDAIMA」
10/11(金)23時40分からフジテレビ系にて放送決定❕
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メインビジュアル第2弾が解禁✨
待望のオープニング主題歌と本予告映像も公開💥
🪐ーーーーーーー\ ようこそ、大魔界へ!/
新キャラクターのCV発表❕
界王神(ミニ)役 #小林由美子 さん… pic.twitter.com/RjRd8SrGY3— TVアニメ「ドラゴンボールDAIMA」公式 | 毎週金曜日23:40より放送中! (@DB_super2015) September 4, 2024
『ドラゴンボール ダイマ』がつまらないと感じられる理由について、主に以下の三点に集約されます。
テンポの悪さが目立つ
まず最初に指摘したいのは、物語のテンポの悪さです。放送開始当初から物語の進行が緩慢で、主人公たちが旅をしながら雑魚敵を倒すという展開が繰り返されるばかりで、大きな変化や目新しい展開が見られないのです。第1話の完成度が高かっただけに、それ以降の話が単調に感じられ、拍子抜けしてしまった視聴者も少なくないでしょう。
OPやBGM
次に挙げられるのは、音楽やオープニングテーマの演出における問題です。ドラゴンボールシリーズ特有の「熱さ」や「激しさ」を感じさせる演出が乏しく、従来のファンが求めているようなエネルギッシュな雰囲気とは異なる、どこか「おしゃれ」なテイストが漂っています。
特に、影山ヒロノブさんが歌ってきたような力強いオープニングテーマが持つ、暑苦しいまでの男同士のバトルの盛り上がりを表現する要素が欠けていると感じられる点が大きいと言えるでしょう。
内容に新鮮味がない
最後に、本作の内容が小学校低学年向けのようなシンプルさに寄っている点も挙げられます。このため、かつてのドラゴンボールを楽しんでいた大人層に刺さらず、シリーズ全体としての盛り上がりに欠けている印象を与えています。
さらに、物語の中で取り入れられている設定や展開についても新鮮味が薄いのが現状です。たとえば「キャラクターたちの体が小さくなる」という設定は、本作の重要な要素の一つとされていますが、これは既に『ドラゴンボールGT』で類似のアイデアが用いられており、過去作の焼き直しと感じられてしまいます。
視聴者を驚かせるような斬新な設定や新しい形態の登場があれば別ですが、現時点ではそれも見られず、全体的に新しさに欠けるという印象が否めません。
以上のように、『ドラゴンボール ダイマ』はテンポの悪さや演出の方向性、内容のターゲット層や設定の新鮮味の欠如といった要因によって、従来のドラゴンボールファンや幅広い層の視聴者を十分に引き付けられていないのではないでしょうか。
【ドラゴンボールダイマ】おすすめの視聴者
『ドラゴンボール ダイマ』のこれまでの内容や演出から考えると、特におすすめできる視聴者層は以下のような人たちだと言えます。
冒険要素を楽しみたい人
まず、原作や従来のドラゴンボールシリーズの激しいバトル展開よりも、よりゆったりとした冒険要素や軽い雰囲気を楽しみたい方に適しています。物語はテンポがゆるやかで、雑魚敵との戦いなどが中心に描かれるため、過度な緊張感や派手な展開を求めない人にとっては楽しめるかもしれません。
これからドラゴンボールに触れる人
また、小学校低学年を中心とした、これからドラゴンボールシリーズに触れる初心者層や、戦闘だけでなくコミカルなやりとりやキャラクター同士の掛け合いを楽しむ層にも向いています。キャラクターが小さくなるという設定やシンプルなストーリー展開は、複雑なバックストーリーを知らなくても十分に楽しめるため、若年層にとって親しみやすい内容と言えるでしょう。
ドラゴンボールファン
さらに、過去作と違う新しい演出や音楽が取り入れられている点を好む、これまでの「ドラゴンボール感」にとらわれない人もいいでしょう。また鳥山先生が関わっているので既存のファンにもおすすめです。
特に、従来の影山ヒロノブさんの熱血系の音楽に馴染みがない人や、カジュアルでおしゃれな雰囲気の作品を好む方にとっては、新鮮に映る可能性があります。
ただし、大人層や昔のドラゴンボールの熱い戦闘や壮大なスケール感を求めるファンにとっては物足りない可能性が高いです。そのため、シリーズの「新しい方向性」を試してみたいという気持ちで視聴するか、子どもと一緒に楽しみたい親子層などがこの作品を楽しめる可能性が高いのではないでしょうか。
【ドラゴンボールダイマ】ネットの反応
うむ、全然ワクワクしない
これは駄目
GTの序盤の方はまだテンポマシ
戦闘シーンはいいけどそれ以外がつまらなさすぎる
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