漫画「バンオウ-盤王-」は、春夏冬画楽先生が描く将棋漫画です。ジャンプ＋で連載しており、人気を得ております。本記事では完結まで、ネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【バンオウ-盤王-】あらすじ
原作 綿引智也先生のバンオウの作画を担当している、あきないです
よろしくお願いします pic.twitter.com/AxrdBwgOGJ— 春夏冬 画楽 バンオウ4巻11月2日発売 (@garaku_akinai) December 16, 2022
【バンオウ-盤王-】完結まで
1巻ネタバレ
月山という名の吸血鬼は、永遠の命を背負っていました。彼の不死の存在は、何世紀にもわたり、寂しいほどの長きにわたって続いてきました。しかし、その不滅の命が、彼にとっては時折退屈で、存在意義を模索し続ける苦悩の源でした。
そんな彼の運命的な出会いは、ある日、将棋という古典的なボードゲームによって訪れました。将棋の駒が駆け巡る戦局、その奥深い戦略、そして無限の可能性に彼は魅了されました。三百年という年月が過ぎ、月山は圧倒的な棋力を手に入れました。不滅の吸血鬼としての彼の存在は、新たな輝きを見出しました。
長い年月をかけ、月山は人間社会での生活を築いてきました。彼は吸血鬼としての正体を隠し、静かな日常を楽しんでいました。しかし、ある将棋教室に通う機会を得た彼は、その場所に通う人々と親しいつながりを築きました。将棋を通じて結ばれた友情は、月山に新たな使命感を呼び覚ましました。
月山は自身の将棋の腕前を磨き、竜王戦という最高峰の棋戦への挑戦を決意しました。彼は凡才の吸血鬼としてではなく、将棋の世界で一流の天才棋士としての名声を築くことを決心したのです。吸血鬼としての秘密を背負いながら、月山の新たな戦いが始まり、将棋界全体を揺るがす壮大な戦いの幕が上がりました。
2巻ネタバレ
三百年にわたり、吸血鬼として生きてきた月山元は、秘密の身分を守りながら、将棋という古典的なボードゲームに没頭し続けてきました。しかし、ある時、月山は人間の友人たちが通う将棋教室が経済的な困難に直面し、閉鎖の危機に瀕していることを知りました。彼の吸血鬼の力を駆使し、その教室を再建するため、竜王戦という将棋の最高峰大会への挑戦を決意するのです。
月山は驚異的な将棋の腕前を持つことを示し、アマチュア竜王戦の決勝トーナメントまで進出します。そこで、熱血漢の天才・塩田や、アマチュアの中でも頂点に君臨する宮内といった強敵たちと対峙します。この戦いは、月山の吸血鬼としての秘密を抱えながら、将棋界に新たな風を巻き起こすきっかけとなるでしょう。
一方で、月山の古い友人である吸血鬼・鈴木も、自身の運命と向き合っています。鈴木は街で吸血鬼ハンターの女性と出会い、二つの異なる種族の対立が大きな混乱と被害を生み出すこととなりました。この闘いは、吸血鬼とハンターの対立が新たな局面で繰り広げられ、街の運命をも左右するでしょう。吸血鬼とハンター、そして将棋の世界という異なる物語が交差し、新たな試練が待ち受けています。
3巻ネタバレ
竜王戦の初戦の舞台が訪れました。プロの将棋棋士たちとの対局に臨む時、月山は緊張と長時間の戦いによる疲労が、彼に思わぬ悪手を指させました。劣勢という壁が彼を取り囲む中、月山は自身の知識と直感、そして不屈の精神を頼りに、逆転の勝機を見つけ出すべく奮闘します。彼の決意と精神力が、この試練を克服し、勝利を勝ち取る手助けとなるでしょうか？ 熱い闘志が対局の場を熱く燃やし続けています。
一方、ネット上では、謎に包まれた存在であるSKAYが舞台に登場し、将棋界に革命をもたらすかのような活躍を始めました。彼はGENとの対局に挑むことを熱望し、将棋コミュニティに新たな刺激をもたらす決意を胸に秘めています。こうして、将棋に人生のすべてを捧げるプロの棋士たちと、ただ一度の機会に情熱を燃やす吸血鬼・月山との対局が、知恵と情熱がぶつかり合う壮絶なバトルとして繰り広げられています。
【バンオウ-盤王-】ネタバレ感想
バンオウ-盤王-の主人公は、吸血鬼でありながら、生涯を通じて夢中で将棋を愛し続ける存在です。彼の将棋への情熱と研究は、江戸時代から始まり、300年という長い歳月を費やしても収まりのない領域に到達しました。その棋力は、一般のプレイヤーが到達することが難しい領域にまで高められています。
この主人公が挑む相手は、当代の将棋界で天才的な才能を持つプロの棋士たちです。彼らは自然の才能に恵まれ、その天賦の賜物と努力により、将棋界の頂点に君臨しています。凡才である主人公にとって、この高い壁を乗り越えるには、圧倒的な努力が必要であり、圧倒的な才能との対決が物語の魅力の一つです。
この作品は、一匹狼の吸血鬼が将棋を通じて始まる人助けの物語です。長らく日陰で将棋を指し続けてきた主人公が、日の当たるプロの世界で戦う決意をし、物語は新たな局面に向かって動き出します。
ネット将棋の設定が『ヒカルの碁』を彷彿とさせるかもしれませんが、そのストーリーは全く異なり、主人公とプロの棋士たちの熱い戦いが中心となっています。主人公の300年にわたる夢中の研究と、プロの天才たちとの対戦という設定は非常に魅力的で、登場人物の掘り下げ方や心情描写が巧みに描かれています。読者は、主人公が勝利することを願いつつ、対戦相手たちにも共感を抱く複雑な気持ちにとらわれることでしょう。物語の登場人物たちは、純粋に将棋に情熱を燃やし、誠実で真摯な人々ばかりです。特に主人公の友人たちである吸血鬼たちの運命にも注目が集まります。
また、ギャグ要素も物語に散りばめられており、将棋のルールを知らない読者でも楽しむことができるでしょう。この作品は将棋愛と友情をテーマに、読者を引き込む魅力にあふれています。ジャンプ作品には真新しい吸血鬼と将棋の掛け合わせが見事にマッチした素晴らしい漫画はおすすめです。
【バンオウ-盤王-】ネットの感想
将棋はアプリ「ジャンプ+」の
バンオウ_盤王_が面白いですよ😃#金ズマ— うさぎんた (@USA_GINTA_TAN) October 13, 2023
将棋はよくわからないけど『バンオウ-盤王-』は面白い
— ῥ (@ryhrt) October 12, 2023
少し前のくろなんのおすすめ漫画作品紹介で葛葉がおすすめしてた『バンオウ-盤王-』って作品があるんだけど、まじで面白いからほんとに読んで欲しい！
将棋の対局シーンなんて、セリフもないし地味な盤上の戦いでも迫力があるし、各々のストーリーも深くて、対局してない人にもスポットが当たってて！— ましゅまろ🍥 (@FantasticWhite1) October 6, 2023
ジャンプラで読んでる漫画はいくつかあるけど、単行本買ってるのは「忘却バッテリー」と「バンオウ-盤王-」の２つ
— フェーダー(V)o¥o(V) (@federunbekannt) October 22, 2023
【バンオウ-盤王-】最終話や結末は？
バンオウ-盤王-は完結しておりません。
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