【感想】るろうに剣心アニメ微妙?作者は旧アニメ版にも文句を言った過去?

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2023年7月6日から放送が開始された、完全新作アニメ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(フジテレビ系)について、原作者の和月伸宏先生は1990年代に放送された旧アニメ版に対して大いなる不満を抱いていたことが明らかになりました。彼は過去のアニメ版に対して否定的なコメントを多く残しており、その感情が随所で表現されていました。本記事では現在放映中のるろうに剣心アニメの感想と、作者が言及した旧アニメ版の意見を紹介したいと思います。

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るろうに剣心あらすじ

神谷活心流の師範代を務める神谷薫は、活心流の名を騙る辻斬りを追っていた。辻斬りを見つけ、闘いを挑むものの 歯が立たない。そこに、自らを”流浪人”と名乗る剣客・緋村剣心が現れる。

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るろうに剣心アニメ微妙なのか?

過去の人気作品をリメイクする場合、避けて通れない課題の一つは、旧アニメとの比較がついつい行われてしまうことです。平成版と令和版といった異なる時代のリメイクにおいて、大きな違いを示すことが求められ、それにより当時の視聴者も微妙な感情を抱くことがあるでしょう。特に、過去のアニメに対する批判的な意見があった箇所が、新たなリメイク作品においても注目されることがあります。以下に、その批判的な意見から3つの箇所を紹介したいと思います。

ギャップの差が少ない

「るろうに剣心」の魅力の一つは、主人公である剣心の流浪人と抜刀斎の2つの顔、2つの性格の対比にあります。しかし、リメイク作品において、この2つの側面の対比が不十分に表現され、ギャップが軽視されることが多いと感じられています。現実的な描写を好む観客には受け入れられるかもしれませんが、アニメーションとして鑑賞する際には、もっと大胆なアプローチでこのギャップを強調することが、視聴者に好評だった可能性も考えられます。過去の旧アニメは、このギャップを見事に再現し、その追求を求める視聴者が多かったことは記憶に新しいです。

また、声優変更に関しては、新たに抜擢された声優に対して一般的には高い評価が寄せられていますが、流浪人と抜刀斎の声の演じ分けの変化が少なく、緊迫感が不足しているように感じられます。

戦闘描写の迫力が少ない

現在、アニメーション技術は著しく進歩しており、大ヒットした作品如き「鬼滅の刃」や「呪術廻戦」の映像表現を目にすると、比較が避けられなくなります。視聴者はアクション作画に対する期待が高まり、その厳格な視点を持つようになっています。このため、るろうに剣心のアクションシーンにおける動かないカメラワークや、ビジュアルワークに関する批判が増えています。

こうした批判の背後には、予算の制約が存在しているという事情もあることを理解すべきです。しかし、視聴者は製作の裏側の事情について考えることなく、純粋にアニメーションの質に焦点を当てます。そのため、アニメーション制作における難題に対する理解が不足していることから、作画に対する批判が増えているのかもしれません。

OPがアニメの雰囲気と合わない

るろうに剣心のリメイク版のオープニングテーマが、音楽界で大注目のYOASOBIのメンバーであるAyaseさんとCreepy NutsのR-指定さんのコラボレーションによって生み出された「飛天」という楽曲であることは、多くのファンにとって大きな関心事となっています。

るろうに剣心の歴史的なアニメシリーズにおいて、JUDY AND MARYの「そばかす」という楽曲は、不朽のオープニング曲として親しまれ、深い印象を残しています。そのため、今作がラップ調の音楽であることに対して、ファンの間で違和感を抱く声が相次いでいることも事実です。

しかし、新たな試みとして「飛天」が選ばれたことは、作品への新しいアプローチを示しており、これによって物語の雰囲気やテーマ性が一層引き立つことが期待されています。この楽曲がどのようにアニメの世界観にマッチし、視聴者にどのような感動をもたらすのか。

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作者は旧アニメ版に言及

リメイク版のアニメの評価は低い評価が多く、「原作のリスペクトがかけている」「旧アニメと比べて…」なんて意見がありました。しかしリメイク版は原作者の和月先生も関わっており、作者は旧アニメ版に言及していたことが過去のコメントで明らかになっています。

公式発表のTwiiter

公式のTwitter発表において、「今作は信頼できる新スタッフ」というコメントが掲載されており、このコメントには複数の意味が込められているという憶測がネット上で広がっています。

このコメントの背後にある考え方として、前作においては信頼できるスタッフが不足していた可能性がある、という作者自身の見解が含まれているのかもしれません。この発言からは、前作において不満や課題が存在したことが伺え、それが新アニメ制作において改善されたことを示唆しているようです。

このような見解から、新アニメが和月先生の理想に近づく方向で制作されている可能性が高いとの期待が広まっています。新スタッフの信頼性と、和月先生の要望が一致し、ファンにとっても期待値の高いアニメ作品が誕生することを期待しています。

1996年の波乱の年と旧アニメ版への不満

1996年、旧アニメ版が放送を開始した当時、漫画の原作者である和月先生にとっては、生涯の中でも特筆すべき波乱の年でした。この年に、和月先生は自身が生み出した漫画作品に対する極めて深い情熱を抱きつつ、その内面を13巻のカバー袖に綴りました。

その中で和月先生は次のように述べています。「96年を振り返って 本気でブチ切れたコト三回 一つはどうしても納得いかず、一つはどうしても譲れず、一つはどうしても許せなかった」。この一文からは、彼の内面に広がる複雑な感情が垣間見えます。この年に何らかの出来事があり、彼の作品に対する熱い思いが揺さぶられたことがうかがえるでしょう。

旧アニメ版から新アニメ版への変化

1996年、旧アニメ版が放送を開始した当時、漫画の原作者である和月先生にとっては、複雑な出来事が交錯する年となりました。この特別な年に、和月先生は自身が生み出した漫画作品に対する極めて深い感情を抱きながら、その内面を13巻のカバー袖に綴りました。

和月先生は、以下のように自らの感情を吐露しています。「96年を振り返って 本気でブチ切れたコト三回 一つはどうしても納得いかず、一つはどうしても譲れず、一つはどうしても許せなかった」。この一文からは、和月先生の心の奥底に広がる複雑な感情が透けて見えます。何があったのか、何が彼をブチ切れさせたのか、それは彼にとって重要な出来事だったことがうかがえます。

このような背景から、彼の漫画作品に込められた情熱と、その作品がどれほど彼の心に響いたかが伺えます。この一年が、彼の創作活動に大きな影響を与えたことは間違いありません。

和月先生の理想と新アニメ版への期待

新アニメ版において、和月先生は旧アニメ版の問題点として、特に初期の敵キャラクター・鵜堂刃衛の扱いに対して批判的な立場をとっていました。彼は、鵜堂刃衛と剣心の戦闘エピソードがわずか2話で終了したことに不満を抱いていましたが、新アニメでも同様の2話構成となりました。この事実は、アニメ制作の複雑さと、原作の内容を適切に表現する難しさを再認識した可能性を示唆しています。

和月先生が描いた理想的なアニメが、視聴者にも期待通りの素晴らしい作品として受け入れられることができるのでしょうか?今後の展開と視聴者の感想に期待。

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るろうに剣心ネットの反応

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まとめ

リメイク版の「るろうに剣心」において、声優陣の変更による違和感や、オープニング音楽がアニメの世界観と合わないと感じるファンが多くいます。特に、旧作との比較を避けることが難しく、受け入れるのが難しい状況です。

一方で、リメイク版には魅力も多く存在します。映像の品質が向上し、多くのヒット作に出演している人気声優陣が起用されているなど、新たな要素が加わっています。そのため、評判だけにとらわれず、一度実際に視聴してみることをおすすめします。

「るろうに剣心」のファンの皆さんが持つイメージとは異なるかもしれませんが、リメイク版には独自の魅力があることを発見するかもしれません。ぜひ、ご自身で試聴し、その新たなアプローチや要素を楽しんでいただきたいと思います。

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