漫画「闇金ウシジマくん」のスピンオフ作品である「少年院ウシジマくん」が裏サンデーで連載されました。「少年院ウシジマくん」は、元々「闇金ウシジマくん」の主人公である丑嶋馨の過去を描いた物語です。舞台は少年院で、闇金融に出会う前の若き丑嶋の物語が描かれています。本記事ではネタバレ感想やあらすじを紹介したいと思います。まだ本作を読んだことがない人は気をつけて下さい。
【少年院ウシジマくん】あらすじ
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— まさやん (@m_o3kw) September 28, 2023
丑嶋の過去に迫る、公式スピンオフ！ 国民的ダークヒーロー漫画『闇金ウシジマくん』から、公式スピンオフが登場！ 舞台は少年院。主人公は若き丑嶋 薫。まだ闇金融に出会う前の丑嶋は、中学２年生の冬、鰐戸三兄弟との抗争の末、鰐戸三蔵の頭部に金属バットを振り下ろし、傷害罪で少年院に収院される。初めての少年院、丑嶋は何を思うのか。そして、時を同じくして、級友の柄崎、のちに就職することとなる闇金融「シシック」を経営する獅子谷（兄）、暴走族・悶主陀亞連合の総長を務める滑皮といった最重要人物たちもまた、青く、鋭利で、殺伐とした日常を送っていた。本編で語られなかった若かりし丑嶋たちを描く群像劇。
【少年院ウシジマくん】作品情報
少年院ウシジマくん
著者
真鍋昌平
著者
山崎童々
カテゴリ
少年マンガ
出版社
小学館
レーベル
裏サンデー
【少年院ウシジマくん】完結まで
少年院ウシジマくんネタバレ1巻
少年院ウシジマくんは若き丑嶋 薫を中心に、少年院を舞台に展開します。まだ闇金融に関わる前の丑嶋は、中学2年生の冬に鰐戸三兄弟との衝突で、鰐戸三蔵の頭部に金属バットを使い、傷害罪で少年院に送られます。少年院で初めての日々。すぐに仁科という人物が丑嶋に興味を持ちます。争いから暴力へとエスカレートしてしまいますが、仁科は病院送りになります。
同時に三國も仁科によって水責めに遭い、刑務所から病室に移されます。丑嶋は沈黙を守っていましたが、仁科が病気で弱っている際に攻撃を仕掛けます。その後、二人は争いの後に心を開き、お互いが仲間思いであることを理解します。少年院で丑嶋が徐々に地位を築く中、彼は周囲に仲間を集めていきます。
彼の同級生である柄崎や、後に闇金融「シシック」を経営する獅子谷（兄）、暴走族の総長である滑皮など、重要な人物たちも同様に荒々しく、青く、鋭利な日常を送っていました。
少年院ウシジマくんネタバレ2巻
鰐戸三兄弟との争いの果てに、丑嶋薫は少年院送りとなりました。そこで彼は、同じ部屋に収容された三國信吾と親しくなります。しかし、三國は収容者である柴原たちからひどいいじめを受けており、その結果、自ら命を絶ってしまいます。
三國を助けられなかったことに対し、丑嶋は後悔と自責の念にかられます。彼は三國の死にかかわった柴原たちに接近し、復讐を果たし、丑嶋組を立ち上げます。
同時に、暴走族悶主陀亞連合の総長である滑皮も、闇金融「シシック」の獅子谷に呼び出される状況が訪れました。
【少年院ウシジマくん】ネタバレ感想
少年院のリアル
「少年院ウシジマくん」は、「闇金ウシジマくん」の前日譚として描かれています。主人公の丑嶋は、ただの不良としてではなく、仲間を守るための抗争に巻き込まれ、その結果、少年院に送られることになりました。しかし、彼の幼さや違った輝きがあり、他の収容者とは異なる存在感を放っています。意識的か無意識かは別として、彼は不良たちの注目を浴びてしまうのです。このことが、後に丑嶋が多くの暴力的なトラブルに巻き込まれていく原因となっていきます。
この作品は、少年院の現実をリアルに描いています。そこは苦難や挫折が絶えない過酷な環境で、生き抜くためには力や度胸だけでなく、特別な何かが必要です。丑嶋はその中でも特異な存在であり、彼の魅力や才能は不良たちを惹きつけます。彼の行動や選択は、関わる人々の運命を左右します。
少年院では、生活の基盤や道徳的な価値観だけでなく、仲間意識や絆の大切さも学びます。同じ立場の少年たちが共に成長し、困難に立ち向かう姿は、読者に共感を呼び起こし、深い考察を促すことでしょう。
収容されている若者
漫画「少年院ウシジマくん」少年院に収容された若者たちの実態を描き、彼らが未成年でありながら強盗や傷害、詐欺などの犯罪に手を染める様子を浮き彫りにしています。これらの若者たちは、家族や周囲からの認められず、孤独感や排除感を抱えており、その不満が彼らの行動の根底にあります。
彼らは自由は持ちつつも、心の中で満たされず、犯罪に関わる「予備軍」として存在しています。このような存在はどの社会にも存在し、彼らは犯罪に手を染める前段階にありますが、その存在を無視することはできません。
「少年院ウシジマくん」は、少年たちの実態を通して、なぜ彼らが犯罪に走るのか、どのような背景や心情を抱えているのかを深く追求しています。彼らは家族や社会からの支えを得られず、自己肯定感や希望を失い、その代わりに一時的な満足や認知を犯罪行為から求めてしまうのです。
未成年に関わる大人たち
漫画「少年院ウシジマくん」は、大人たちの関与に焦点を当てていますが、彼らは事件後の刑罰に注力し、予防や犯罪の発生を防ぐための努力が欠けているように映ります。防犯カメラの不在やいじめの見過ごしも、問題視されています。
少年たちの家庭環境の問題は顕在化しており、彼らはそれを変える方法を模索していますが、周囲の大人たちも手を差し伸べる術を持っていません。こうした状況から、丑嶋の少年時代が、自分の力で生きることを模索し、結果的に闇金業界に足を踏み入れる過程が詳細に描かれています。
【少年院ウシジマくん】ネットの感想
少年院ウシジマくんも面白いなあ
いかす
必殺仕事人の中尾明慶もよかった
ああいう役は好きだ— 小路涼 (@koujiryou3) December 29, 2023
少年院ウシジマくんしばらく読んでなかったけど久しぶりに見たらフリーターくんに出てきた詐欺師が出てきてちょっと嬉しかった
そういやこいつ本編でいつの間にかフェードアウトしてたな…— かつみ (@katch_chan) December 28, 2023
「少年院ウシジマくん」
真鍋昌平さんの漫画は社会の裏
を知るには最適なツール。
「九条の大罪」も外せない。 pic.twitter.com/WP2qM63yTz— 柴田真一 (@SSCLINIC2008) December 3, 2023
【少年院ウシジマくん】最終話や結末話は
漫画「少年院ウシジマくん」はまだ完結しておりません。
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