森田まさのり氏による新連載「ザシス」が、集英社の「グランドジャンプ」掲載されました。この作品は、森田氏にとって初めてのサスペンスホラー作品でありますが、「つまらない」「パクリ」という声がありました。本記事ではなぜそのように言われているか紹介したいと思います。
ザシスネタバレあらすじ
本日発売のグラジャンで、コミックス「ザシス」1巻のすぐその続きが見れます。 pic.twitter.com/eas7KZLW6i
— 森田まさのり (@HITMANmorita) April 18, 2023
中学校の教師・山内海は、教育現場で悪戦苦闘中。文芸誌の新人編集者で彼女の八木沢珠緒との外食中、中学時代の同級生が殺されたニュースを目にして…。
ザシスは打ち切り級につまらないの?
王道展開で話が読めてしまう
この作品の筋立ては、この手の話としては王道と言えるほどわかりやすく、作者の演出の巧みさもあって、読みやすくなっています。
しかしながら、現時点ではかなりベタな犯人像が浮かび上がってしまっているため、今後の展開でどのように予想を裏切ってくれるのかが、非常に重要なポイントとなっていると思われます。
主人公の非の描き方
過去の罪とその復讐が主題となるサスペンスホラーです。しかしながら、このような場合、主人公がどれだけ非がないかによって、物語の展開は大きく異なってきます。
具体的には、主人公がどれだけ発端となる事態に加担していたか、または目に見える落ち度があるかどうかという点が重要となってきます。この点について、主人公はシロであると言いたいところですが、一巻の終盤まで読み進めると、不可抗力の要素を含めるとグレーゾーンというのが妥当な見方になります。主人公は加担していないものの、但し書きをつけ加えなければならないという状況です。
森田まさのり先生ファンの困惑
森田まさのり先生のファンであり、青春ストーリーが好きな読者の方々は、今回の新連載「ザシス」が、ホラーやサスペンス要素を含んだ作品であるため、つまらなく感じる可能性があります。これまでの作品とは異なるジャンルに挑戦しているため、ファンの方々にとっては新鮮でもあり、同時に苦手意識を持つ方々にとっては敷居が高い作品となっているかもしれません。
一部の読者からは「つまらない」という批判の声も聞かれますが、全体的に高い評価を得ているため、今後の打ち切りの可能性は極めて低いと思われます。多くの読者から支持を集めている作品であるため、出版社もこれまでのペースで連載を続けることが考えられます。
ザシスは映画キャラクターのパクリなの?
「ザシス」という作品が映画キャラクターをパクリなのではないかという声もあります。キャラクターでは、万年アシスタント生活を送っていた漫画家の一人の主人公が、師匠の依頼でスケッチに出かけた住宅街の一軒家で、凄惨な殺人現場に遭遇します。その現場には、四人の家族が無残な姿になっており、庭には一人の男が立っていました。
この男のことを誰にも話さずに、山城は彼をモデルにしてサスペンス漫画『34(さんじゅうし)』を描きます。リアルな「悪」をテーマにした作品は大ヒットし、山城は一躍売れっ子漫画家となります。しかし、やがて『34』で描かれたストーリーを模倣した事件が次々に発生します。
ザシスも小説通りに殺人が起こっていく点が類似しているとの指摘がありますが、それがパクリであると断定することはできません。
ザシスをおすすめできる読者!
「ザシス」という作品は、森田まさのり先生による初めてのサスペンス・ホラー作品で、その個性的な絵柄がグロテスクなシーンを描写する上でも新鮮な魅力を発揮しています。青春マンガの巨匠として知られる作者が新たなジャンルに挑戦し、その才能に期待が寄せられていることで、多くの読者たちから注目されています。
作品には、犯人が行う非常に残忍な手口が描写されており、その描写は読者を発狂させるほどの恐ろしさを持っています。この手口は、底がくり抜かれた鍋に生きたネズミを大量に詰め込み、身体にガムテープで貼り付けた上で火であぶるというもので、その恐ろしさに目を背けることはできません。
また、小説のストーリーに忠実に殺害が起こっていく展開が描かれ、まさに圧巻とも言える恐怖を描いた作品となっています。読者たちは小説通りに描かれる展開に興奮を覚える一方、その恐怖に圧倒されてしまうことでしょう。
作品の中で描かれる恐怖は、非常にリアルであり、作者の緻密な描写力によって生み出されたものであるため、読者たちはその恐怖に引き込まれていくことでしょう。もしホラー作品に興味があるのであれば、この作品を手に取ることを強くおすすめします。この作品は、その恐ろしさに耐える価値があると断言できます。
森田まさのり先生の絵柄が好き、サスペンスが読みたいという方にはおすすめです。
ザシスコミック情報
ザシス1巻ネタバレ
山内海という中学の教師が、職員室でホラー小説に没頭している最中に、男子生徒とその母親がいじめを受けていると主張して校長のもとへやって来ます。しかしその出来事は、実際には男子生徒のでっち上げだったのです。
この一件で、学校が評価主義であるという現実に驚く山内。一方、彼の彼女である新人編集者の八木沢珠緒は、公募小説の落選作『ザシス』を目にします。その作品こそが、恐ろしい出来事の幕開けだったのです。
ある日、二人が食事中に殺人事件のニュースを目にします。被害者は山内の中学時代の同級生である鈴木侑己でした。数日後、珠緒は『ザシス』をもう一度読み返し、事件と驚くほど似ている内容に気付きます。
そして、さらなる⚪︎人事件が発生!小説の中で描かれた恐ろしい⚪︎人方法が現実に起こり始めます。その小説の中には、届いた同窓会の案内状の差出人も登場し、その名は中学時代にいじめを受けていた『ザシス』の作者、佐伯遥人と同じでした。
しかし、その後には思いもよらない衝撃の事実が明らかになります。佐伯遥人はすでに死亡していたのです。それから先も、連続する恐ろしい事実や衝撃の展開。
ザシス2巻ネタバレ
中学の教師である山内海は、彼の元同級生である鈴木が殺害されたという悲劇に見舞われた。この悲劇は続き、新人賞を逃した小説『ザシス』と奇妙に絡み合っていく。「ザシス」の作者は、海のかつての同級生であり、中学時代に虐められていた佐伯遥人だ。復讐の糸が絡みつくかと思われたが、海はこれを否定する。
なぜなら、1年前に彼が遥人をひき逃げした後、彼を埋葬しようとした同級生たちによって目撃されたからだ。しかし、その場所を調査すると、掘り返された形跡しか見当たらなかった。予想外にも、遥人が主催する同窓会が近づいていた。誰もが状況を理解できないまま、犯罪は続発し、また一つの命が奪われていった。同窓会に招かれた同級生たちは、主催者の遥人が姿を見せないことに不安を感じていた。
その時、予約がなかったことを知らされ、遥人名義の手紙が届いた。手紙には別の会場に来るよう指示があり、その場所には広い部屋と大きなモニターが用意されていた。モニターに映し出されたのは、遥人がいじめられた際の音声と、その後に命を奪われる被害者たちの映像だった。
ザシス3巻ネタバレ
同窓会に集められた元クラスメートたちは、ある日、かつて佐伯遥人が座視していた和真がモニター越しに見える中、クロスボウで命を奪おうとする異様な光景に直面しました。和真の命を狙う犯人は、驚くべきことに、遥人が書いた小説の筋書きに忠実に従っていました。その背後には、息子の命を奪われたことに対する復讐の念に燃える彼の母親がいたのです。
彼女は冷酷な計画を実行に移し、遥人の死体にクロスボウを持たせて引き金を引かせようとしました。そうすることで、息子の復讐を遂げようと考えていたのです。しかし、その瞬間、山内海が彼女の行動を止めようと果敢に立ち向かいました。緊迫した状況の中で、クロスボウの矢は予想外の方向に飛び、母親の頭を貫きました。
この一連の悲劇的な事件に終止符が打たれたかに見えました。しかし、さらなる衝撃が待ち受けていました。実は、遥人のいじめの主犯は晋太郎だったのです。そして、物語の最後には、死んだと思われていた遥人らしき人物が登場し、犬を使って晋太郎の命を奪ったという驚愕の展開が待っていました。
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森田まさのり氏の初のサスペンス・ホラー作品「ザシス」は、個性的な絵柄を活かしてグロテスクなシーンを描写しており、青春マンガの巨匠が新たなジャンルに挑戦する姿勢が注目を集めています。
犯人の残忍な手口や小説通りに描かれる展開が描かれ、恐怖を描いた作品となっています。この作品は、森田まさのり氏の絵柄が好きで、サスペンスやホラーが好きな読者におすすめできる作品です。作品の恐怖は非常にリアルであり、作者の緻密な描写力によって生み出されたものであるため、読者たちはその恐怖に引き込まれていくことでしょう。
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