うつ病と診断されたが症状は様々!?どんなことが起こるの?

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うつ病と診断されても症状は様々です。

日常生活を普通に過ごしているように見えても、苦しんでいる人は多くいる事でしょう。

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義兄が若くしてなくしたショックで涙が止まらない


私もフルタイムで仕事をしていますが、心療内科に通院しながらやっていることに、周囲が気づくことはありません。

むしろ、明るく頼れる人だと勘違いされてしまうほど今も頑張って仕事をしてしまっています。

私は子供の頃から他人に注意されたり怒られたりすることが極端に怖く、いつも人に合わせようとする性格でした。

そのため意見や反論ができずに我慢し、言えない不満を繰り返し考えるようになっていきます。

社会人になってからは失敗も多く、翌日のことを考えるだけで動悸がし、不安で眠れなくなることが増えていったと思います。

ただ仕事に慣れてくると少し安定する時もあったのですが、大きくバランスを崩す出来事が起こってしまいました。

勤めていた会社が倒産し、フルタイムのパートとして経験のない金融業の事務職に転職することになったのです。

本店の総務の仕事なのでお客様と接することはないのですが、ここまでパートにやらせるのかと思うほど仕事を積み上げられ、残業ができない中で必死に終わらせていく状態でした。

そんな中で義兄が若くして亡くなり、葬儀のために飛行機を使うほど遠方へ行くことで、数日徹夜の状態が続いてしまいます。

その後は休んだ間の仕事にも追われ、今まで以上に忙しくなってしまいその頃からほとんど眠ることができなくなっていきました。疲れ切って体中が痛く、仕事以外で他人と接することが苦痛になり、休日は一歩も外に出ないことが多いのに眠れないのです。

寝ようと思っても色々なことを考えて、そのまま朝になってしまいます。だからと言って日中眠気がくることもなく、どちらかと言えばハイテンションなまま一日が終わってまた眠れないという繰り返しで2ヶ月経った頃、ようやくこのままではいけないと思い病院に行きました。

その時は体重も減って強度の貧血も起こしており、勤務中は気が張って動けるのに、会社を出たとたん歩幅も狭く、ちょっと進んだだけで息切れがするほど衰弱していました。視野が狭くなった感覚で、書類を見ても目に映るだけで頭に入らず物忘れが激しかったと思います。

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いつか症状が治ると信じて


小さなミスが増えて毎日謝ってばかりいました。病院で問診を受けた時は、状況を話すだけで突然涙があふれて止まらなくなり、本当に精神的に不安定だったなと思います。

全部話を聞いてくれた先生から、うつ病というものに当てはまるかもしれないけど今は少し眠れるようにしてこう、ゆっくりやっていけば大丈夫だよ、と言われて改めて自分の身体を考えてあげようと思うことができました。

薬を処方してもらい、数時間ですが眠ることができる日が増えていきました。しかしもう少し早めに病院へ行っておけばここまで悪化することはなかったかもしれないと思うことはあります。通院しだしてから、両親の介護が続き自分の状態が回復しないまま何年も気持ちの浮き沈みがありました。

仕事でも間違いを指摘したことで女性の上司からいじめられるようになり毎日が辛かったですが、周囲に味方も多くいたので仕事は続けられました。

異動の希望を出し続けた結果、現在はその上司から離れることもでき、ストレスも半減しています。薬がないと今でもなかなか眠ることはできません。

不眠とは長い付き合いになると思います。

それでも、環境が変化していく中で笑うこともできるようになりストレッサーをまともに受け止めないという気持ちでいます。そして、今いる場所が全てではではないのだから、どうしても無理なら逃げてしまっていいと思っています。

否定されたら嫌だと考えるより、他人がどう思っても構わないと思い込むことで変わっていくのだと信じ、いつかはもう大丈夫ですと言えるようになりたいです。