彼氏がうつ病になって接し方が分からなくなってしまった。
すぐに別れるべきと友達に言われて悩んでいる。
ストレスはかかるけどまだ彼氏と長く関係を続けていたい。
そんな悩みを抱えている女性の方はいらっしゃいますか?
私も同じように、大好きな彼氏がうつ病になってしまい、生活スタイルも大きく変わってしまった経験を持っています。
しかし現在うつ病だった彼氏と結婚し、幸せな家庭を築くことができました。
私の体験談が少しでも参考になれば幸いです。
うつ病になってしまった彼氏
当時同棲していた彼氏の話になります。
私が仕事から家に帰って「ただいま」といっても、彼氏から返事がありませんでした。
いつもなら「お帰りなさい」という声が聞こえるのに、様子がおかしい。
「どうしたの? 具合でも悪いの?」
そう尋ねると、「明日、病院に連れていってほしい」と頼まれました。
最近仕事が忙しく寝る間を惜しんで働いていたので、風邪でもひいたのかと思った私は、内科に連れていったのですが、診断結果は身体に異常なし。
あんなに元気だった彼氏が、全くの別人になってしまっているのに、この診断には納得がいきませんでした。
医師に相談したところ、精神科を受診することをオススメされることに。
カウンセリングの結果でた診断は「うつ病」でした。
うつ病が理解できず接し方に困る
うつ病という病は、当事者しかなかなか理解してもらえない病気と言われています。
甘えているだけとか気の持ちよういう風に捉えられてしまう人もいることでしょう。
私もその一人でした。
一緒に同棲していると分かるのですが、うつ病特有の気分の波のようなものは特に周囲も理解するのが難しく、一時的に元気な姿を見せると、もう完治したのかと思ったら、突然「消えてしまいたい」と希死念慮が現れたりしました。
それでも私は根気よくうつ病に関する勉強をし、彼氏との接し方を学んでいきました。
恋人であれば冷たい対応かもしれませんが、「別れる」という選択肢も現実問題として存在しています。
でも、選択肢があるからこそ、彼と別れるかどうかを悩んでしまうものですものです。
「うつ病の彼氏とどう接すればいいのかという点」
「もし別れると決断するとすればどのタイミングなのか」
などについて解説しています。
うつ病彼氏との接し方
うつ病彼氏には様々な原因と環境があります。
まずは原因となっているストレスの元凶をしっかりと排除。
そこからより良い環境に身をおいてあげることが重要です。
しかし接し方が万人に適応するというものでもないので、参考にする程度がオススメです。
同棲している彼氏の接し方
同棲している彼氏がうつ病になってしまった場合、精神的サポートの他に、家賃の問題も出てきます。
うつ病が長引けば、働けないための彼氏の為にあなた自身が金銭面の工面をしなければいけないです。
早期回復を目指すのであれば、そばにいてあげれる時間をちゃんと確保したり、栄養の取れた食生活の提供も必要。
うつ病患者さんへの接し方の基本は「共感を示すこと」です。
患者さんが落ち込んでいる様子を見ると、ついつい励ましたり、アドバイスをしたりしたくなるかもしれません。
ですが、本人はあまり自分から話をしたくないという場合もあるので、そっと見守る気持ちでいましょう。
一人暮らしの彼氏の接し方
一人暮らしの彼氏の場合、孤独感を感じないためにも、あなた自身がお互いの近況や、悩みを相談し合い、愚痴を聞いてあげるなどしてこまめにメールや電話をすると、一人の寂しさが軽減されると思います。
孤独な時間が多ければ多いほど、マイナスな考えが浮かび、憂鬱になりやすくなる場合があります。
逆に一人でいたい時もあるので、しっかりと相手の気持ちが理解出来るように距離感を意識した行動をするといいです。
あくまでも、その人の気持ちに寄り添って、つらい気持ちに共感することが重要です。
どんな言葉をかけてよいか分からなければ、あえて声はかけず、無言で寄り添うだけでもよいと思います。
実家暮らしの彼氏の接し方
ご家族がいる場合、精神面的なサポートの負担は減るかもしれません。
実家が落ち着く場所という方もいるので、あなたの出来ることは調子のいい日に外に連れていってあげるという行為です。
寄り添いながら一緒にウォーキングしたり、あなたも出来る限りサポートする意思を示すことです。
同棲、一人暮らし、実家暮らし3パータンの環境の接し方を説明しましたが、体の不調や気持ちが不安定な様子、行動の急な変化が見られた場合は注意が必要です。
彼氏が「消えてしまいたい」といった発言をしたり、身の回りの整理をし始めたり、酒量が急激に増えたりした場合、自ら命を立つケースも想定されるため特に注意が必要です。
早めに医師の診察を受けられるように支援しましょう。
別れるべきタイミング
うつ病は長期化する場合何十年も治療がかかる場合があります。
患者も大変ですが、サポートする側もそれなりに覚悟が必要です。
別れるべきタイミングはあるのでしょうか?
あなた自身が憂鬱になってしまった
彼氏が辛い思いをしているんだから私が頑張らなくちゃと初めは思うことでしょう。
しかし日を追うごとにあなたにも確実に心疲労が蓄積していきます。
お世話することが苦でない人は平気かもしれませんが、苦痛に感じる人がいることも事実。
あなたにはあなたの人生があります。
どうしても先の見えない将来に不安を感じてしまったら別れを決意した方がいいかもしれません。
彼氏に冷めてしまった
あんなに好きだった彼氏なのに、気持ちが冷めるのにはそれなりの原因もあります。
冷めている状態で接していてもあなたの精神にも悪いですし、そんな気持ちで接しられる彼氏もうつ病の症状を悪化させてしまう恐れすらあります。
楽しい過去の思い出や、距離をおいてみてもダメだったら、タイミングかもしれませんね。
うつ病の悪化の原因があなた
もしかしたらあなたが原因で彼氏のうつ病が悪化している場合もあります。
もし別れを告げられたらその可能性が高いかもしれません。
良かれと思ってやっていたことが、全て裏目に出てしまっていることもあります。
その蓄積がうつ病へ発展した可能性も。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
元気だった彼氏が突然うつ病になり、人が変わったようにおかしくなってしまい驚くことでしょう。
今後の人生を考えてあなた自身の人生を軸に考えれば別れるということも選択肢に入っても仕方ないことという判断もできます。
一方で、それでも「やっぱり助けてあげたい!」と心から思う場合は、うつ病の彼氏をサポートしてあげてください。
私はうつ病だった彼氏と結婚し、現在は病気が回復し楽しく生活が出来ております。
むしろウツなので結婚かとこんな本もあるようで。
ただ、うつ病の彼氏のサポートにはあなたの強い覚悟が必要になることは、どうか忘れないでください。
うつ病が恋愛で治ったというケースもありますのでこちらも参考に。