うつ病で病院に行きたがらない!悪魔的会話術で解決!周りの人の言葉がけが大事!

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うつ病の可能性があるのに病院に行きたがらない人がいます。

周りの人はどうすればいいのでしょうか?

今回はうつ病と不安障害の違いや、周りの人の対応について解説していきたいと思います。

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うつ病と不安障害の違いについて

自分はうつ病なのかもしれないと考えることがありますか。毎日不安な気持ちがなくならず、次から次へと不安の種を探してしまうことで、気持ちが塞がる日々を過ごしていませんか。もしかしたら、うつ病ではなく不安障害なのかもしれません。

うつと不安障害の違いは「うつは過去のことを後悔し、不安は未来を心配する。

うつは連続して機能が大幅に低下し、不安は一過性のものが多い」とあります。今とても困った状況ではないにも関わらず不安な気持ちが頻繁に発生するのであれば、不安障害の可能性があります。

不安障害は、時間が経てばそこまでたいしたことではなかったと思うようなことでも、その時はこの世の終わりのような気がしてしまいます。将来のことは誰にも分からず、皆ほぼ平等に不安はあるはずです。しかし、不安障害の人は「もしこんなことが起こったらどうしよう」という不安が人より異常に強く感じられます。

また、身体的にも症状が現れることがあります。いわゆる自律神経の失調です。頭痛・肩こり・腹部の不快感・多汗などが発生し、それ自体にまた不安が募ります。疲れやすくなり、日常生活に支障をきたすほど落ち着きがなくなったりするので、その点はうつ病と見分けがつきにくいでしょう。きちんと専門家に判断してもらうことが必要と言えます。

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家族がうつ病・不安障害かもしれない

家族の様子がおかしいと思ったら注意して様子を見てあげてください。ふさぎ込んだり明らかに元気がなければうつ病を疑う人は多いかもしれません。

しかし、今までにはなかった不安を口にしたり、そのことでイライラしたり落ち込んだりしていることが増えたらそれも要注意です。当人にはどうしようもないことが多く、情緒をコントロールが出来なくなっている可能性があります。

そのような場合、話を聞いてあげる、相談に乗ってあげる、気持ちに共感してあげることで相手の気持ちが落ち着くことがあります。もし素人目にも症状がひどいようであれば病院を受診するよう促すこともできます。

ただし、覚えておいていただきたいのは、うつ病の人間と一緒に生活することは、同居している家族自身のメンタルにも多大な影響を及ぼすということです。もし自分自身も繊細でセンシティブな部分があることを自覚しているのであれば、余計に自分のメンタルにも注意を怠らないでください。そのような人に限って、他人への共感する力が強く、言ってみれば優しい人が多いのです。

うつや不安を感じる気持ちに共感し続け、自分自身が楽しいと思うことも自重してしまうと、いつか壊れてしまいます。そのためには、他人に手を差し伸べるのは自分に余裕がある時でよい、と自分の中で決めてしまうことです。

家族の落ち込んだ様子をずっと見ているのは誰でも辛いのですから、投げ出したくなるのは当然であり、そのことで自分自身を責めないことが重要です。そのいらだちは、相手に笑っていて欲しい、幸せでいて欲しいという愛情の表れでもあるということを忘れないでください。そのうえでできることを相手のためにしてあげれば十分です。

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病院に行くべきかわからないときは

精神を病んで病院に行くという行為は、自分とは縁のない世界だと感じるかもしれません。メンタルのことで病院にかかることを、心理的に抵抗を感じる人は少なくないでしょう。しかし、風邪をひいたら内科にかかるように、虫歯の治療で歯医者に行くように、心の病気も病院で治療できる可能性があります。まずは気負わずに心療内科に行ってみましょう。

そこでうつ病だと判断されるか、不安障害と判断されるかは診察次第です。病名がついたことで意外とスッキリした気持ちになることもあります。

以前、病院に行くのだけは嫌だと思いながら鬱々とした日々を過ごし、仕事を辞めたくても辞められない状況にある人がいました。その人は、診断書があれば仕事を辞めやすくなるというアドバイスを受け、そのためだけに病院に行くのだと自分に言い聞かせて受診することが出来ました。たいていの病院は、行ってみると案外普通のクリニックと似た雰囲気だったりするものです。

心療内科には普通ではない人がいるのだという偏見を捨てて、風邪のように誰でもかかりうる病気なのだと考えてみてください。自分の話を聞いてもらえるだけでも気分が晴れることもあります。

そのうえで自分に合った治療を探してみてください。薬は医師の指示通りに服用するべきですが、どんな薬も人それぞれ副作用やアレルギーがあるのと同じように、万人に効く薬というのもありません。自分には合わないと思ったら、そのことで必要以上に怒りや不安を感じずに、医師に相談しましょう。

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うつ病で病院に行きたがらない場合はどうすればいいのか

うつ病患者が病院に行きたがらない場合どうすればいいのでしょうか?

もし周りの人が声がけをする場合「睡眠が取れてないみたいだけど、病院に行ってみない?」「ご飯もあんまり食べれてなくて、心配だから病院に行ってみない?」といった声かけがベスト。

注意しないといけない点としては、「あなたおかしいから病院に行かなきゃ絶対にダメだよ」と自己主張を強く主張しないこと。話す際には相手を尊重することが一番大事。「否定された」と患者に思わせないこと。

声をかけるタイミングも大切です。ご本人の状態が悪そうなときは無理に話しかけず、調子がよさそうなときに声をかけてみてください。自分を主語にすることにより、相手の負担が軽減されます。「心配だから病院に行ったら安心する」という声かけの方が自然でスマートです。

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うつ病で病院に行きたがらない時の対処法まとめ

まずはうつ病の症状が当てはまっているか患者以外が調べること。

もしうつ病の可能性があったとしても「病院に絶対行った方がいい」と強要するような声がけはしないこと。病院に行きたがらない理由として、自分の体調不良に気づいていない場合があったり、精神科に恐怖心がある可能性があります。

なので、自分主体の言葉がけではなく、「心配だから病院に行ってくれたら私も安心する」といったような声がけがベスト。

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