絵を描きたいのに、絵が描けない。
そんなうつ病のような気持ちになったことはありませんか？
今回はそんな絵に対する描けないというジレンマから克服する方法を3つ紹介していきたいと思います。
絵が描けなくなるのは、うつ病のせい？
うつ病の方の中で絵が描けなくなる方には共通した理由があります。
その理由とは、自己肯定感の低い状態の自分が生み出した作品は世間にどのような評価を受けるか、不安でしかたない、恐怖を感じているという事です。
芸術肌の方の多くは感情の動きや人の表情などを繊細に感じ取れる心やスキルを持っています。そのため、自身が生み出し表現した、絵や文などの作品を否定されることは、作品の製作者である自分自身を否定されているような、気持ちになってしまっているのです。
さらに現代では、TwitterやInstagramをはじめとする、SNS上に作品をアップロードし評価を受けている絵にふれる機会も多く、自分の作品と比べてしまうことで劣等感や自己肯定感の低下を感じることで、さらに創作意欲が削られていきます。
絵を描こう、書かなければと思う気持ちがあるのに無意識的な部分では、どうせ評価されない、否定されてしまったらどうしよう、といったネガティブな気持ちが、筆を重くしているのです。
この記事では、そんなうつ病で絵が描けない人がどうやってそのスランプを乗り越えていったのか、どうすればまた楽しく作品が描けるのかといった、苦しい悩みを克服する方法について３つ紹介します。
この方法を試してまた、楽しく絵を描ける日常を取り戻しましょう。
うつ病だと絵が描けなくなる克服方法3つ程度
私が実践した具体的な方法は3つです。
・人に見せない自分だけの絵を描く
・自分を表現しない、デッサンや模写で基礎を磨く
・絵から離れて新しい体験を経験する。
一つ一つ解説していきます。
人に見せない自分だけの絵を描く
絵が描けない、一番の要因は他人から見てどう思われるかといった、他者の価値観で絵を描いてしまっていることです。
あなたは、絵が大好きで、楽しくて描いているのですから、他人の評価は本来、必要ないんです。１つの作品だけでいいので、誰かに見せたりすることのない作品。
SNSにアップすることのない作品。といった、自分の為に描く絵を描くことで、本来の楽しさや絵が好きな気持ちを取り戻すことができます。きっと、あなただけの大切な作品になるはずです。
自分を表現しない、デッサンや模写で基礎を磨く
もしあなたが、SNSにアップしたい、他人に見せたいといった気持ちで溢れているなら、自身を表現する作品ではなく、デッサンや模写などでスキルを磨くことをおすすめします。
メッセージ性を込めれば込めるほどあなたの絵は自身の分身といった気持ちが溢れてしまい、おぼれてしまいます。まずは模写や風景などありのままの物を写し取ることをおすすめします。
絵から離れて新しい体験を経験する。
もしあなたに時間があるのなら、一度絵から離れてみるのも良い方法です。
美味しいものを食べに行く。旅行に出かけてみる。等といった普段の日常から離れれば離れるほど自分の気持を素直に見直すことができ、新しい気持ちで自分の作品に取り組めるはずです。
これからのあなたの未来を描くために
今回、描きたいのに絵が描けないうつ病のような気持ちを克服するために、絵が描けなくなった方の心に注目し、自分と他人を比べてしまい現状と理想とのギャップに苦しんでいたり、絵の評価があたかも作者自身を評価されているように感じてしまい心が疲れてしまう方にたいして、次の３つの克服方法を紹介させていただきました。
人に見せない、どこにもアップしない、自分のためだけに描く、自分だけの作品を作ること。
どうしても、他人に見てほしいときは、作者の感情や心があまり介入しない、模写やデッサンでスキルをコツコツ積み上げていき自分の感情の量が少ない作品を作っていくこと。
一度絵から離れて旅行や新しいジャンルへのチャレンジ等、日常から離れることで、自分を見直しリフレッシュすることで、再度絵を描くことと向き合えるようになること。
以上の克服方法を試すことでまた、新鮮な気持ちで他人の価値観に左右されない、自分らしい好きな絵が描けるようになればきっとうつ病からの克服にもつながっていくものとおもわれます。
また、大事なことは、自分の評価や価値で作品を作ることです。自分のペースで絵を描いて、他人からの評価は、良いものだけを受け取って、自信をもって筆を動かし続ければ自然と絵が描くことへの抵抗がなくなり、より良い作品を作っていけることと思います。
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