人気漫画ワンピースがうつ病患者に響く言葉や考え方を教えてくれることはご存知でしょうか?
実際に検索をワードを調べてみると「自己啓発」、「うつ病」というワードが検索されているようです。
果たしてなぜワンピースはうつ病の方達に良いのでしょうか。
ワンピースとはどんな漫画なのか?
そもそもワンピースとはどんな漫画なのか、皆さんご存じでしょうか?
ワンピースとはとは、尾田栄一郎による日本の少年漫画作品であり、週刊少年ジャンプにて1997年34号より連載しています。
海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン。
夢への冒険・仲間たちとの友情といったテーマを前面に掲げ、バトルやギャグシーン、感動エピソードをメインとする少年漫画の王道を行く物語として人気を博している。
また、長年にわたりながら深く練り込まれた壮大な世界観・巧緻な設定のストーリーも特徴。
1999年よりテレビアニメがフジテレビ系列で放送されており、東映アニメーション製作のアニメ作品としては最長のロングラン作品になっている。
そんなワンピースがなぜうつ病に効果的なのか?
ワンピースはうつ病患者に響く3つの理由
ストレス社会の現代。私たちは常にストレスにさらされています。とくにうつ病患者が自分のストレスをうまくコントロールできずに、もがいている可能性があります。
昨今誰もがなりうる「うつ病」。
うつ病により社会復帰できない人も大勢います。もう普通の生活に戻ることなんてできない。そんな風に思ってはいませんか?
今回はワンピースを見ることにより、考え方や価値観が変わる例を3つ程挙げていきたいと思います。
自由思想の主人公ルフィから学ぶ
主人公ルフィはどんなに強い敵が現れても、それに立ち向かう勇気を持っています。
強靭な肉体を持ちながら、一見弱そうなゴムの能力を頭を使ってどんな強敵でも倒したり、冒険の困難も乗り越えてきました。
そんな主人公ルフィでも大事な兄であるエースの死をきっかけに、絶望状態になります。
あの時のルフィの精神状態はうつ状態といっても過言ではないでしょう。どうやって乗り越えることができたのでしょうか?
巨大すぎる挫折感から、自暴自棄になっているルフィに、ジンベエという先輩海賊が本気でこう伝えます。
「無いものばかり数えるな!有るものはなんだ!?」
絶望の中にいるとどうしても、ないものばかりに目がいってしまう傾向があります。だからこそ未来への望みが途絶えてしまうわけです。
うつ病患者はどうしても過度に自己否定をする場合が多いです。なぜなら人間は比較する生き物であり、「自分に有るもの」と「自分に無いもの」どちらが多いかと言えば絶対的に「無いもの」の方が多いと思いがち。
ちなみにルフィは仲間がいるということに救われたようです。
あなたも今そばにいてくれる人にもっと目を向けることで、幸福感が上がるはず。それ以外にもあなたの出来ることは沢山あることを知ってください。
時間を忘れて没頭することを優先に
ワンピースのキャラクターは辛い出来事があったとしても前向きに物事を捉えいつだって、自分が心からワクワクする方向に行動します。
つまり、「没頭」したい行動しかしないということ。
嫌なことを極力避け、自分の好きな人や好きなことだけを追求し、没頭し続けるのです。
人は、大好きな何かに没頭している時に不幸せと感じることは滅多にないということ。
考えてみてほしいのですが、自分の好きなことに没頭して楽しんでいる時に、「自分はなんて不幸なんだ」と思う人はいるだろうか?逆を言えば、没頭出来る何かをみつけることが出来たら、不幸と感じることなく前向きな人生を歩めるということです。
「没頭できることがない」と感じる人もいることでしょう。そんな人は、5分間でも没頭することから探してみると良いかもしれません。
いろんな人に没頭していることを聞いて、やってみて「違うな」と感じたら続ける必要はないです。続けていれば何かしらのヒントは得ることができるかも。
そうしていくことで少しずつあなたの幸福度は上がっていくはずです。そんなことを考える力もでないという方は、お薬の力を借りながら少しづつ前向きに物事をとらえれるようにするといいでしょう。
自分の居場所を発見すること
自分の居場所とはどんな場所なのでしょうか?
簡潔に説明すると同じ、価値観を共有しつつ、独立した目的を持っているこれがワンピースの特徴であり、自分の居場所の答えだと感じてます。
主人公ルフィ率いる麦わら海賊団の夢はそれぞれ違う目的です。しかし、お互いの価値観を共有できているからこそ居心地がいいのです。居心地の悪い場所に行かなければ成長はないという考えもあります。その価値観も分りますし、それで急激に成長をする人もいます。
しかし、うつ病である人が無理やり人の価値観に合わせる必要はないのです。
まずは自分の居心地がいい環境を確保することが大事なのです。そうすることで自分が満たされいつも以上の力が発揮できるのです。
また、ワンピースの麦わらの一味の理想的な関係性として、自分の欠点をさらけ出して、支え合っているということも挙げられることが出来ます。
みんな自分の弱点を知っており、それを誰かに手助けしてもらうということを知っているのです。
うつ病患者にとって自分に素直に生きるということも非常に大事なこと。
うつ病患者にもっとも必要なのは幸福感
うつ病患者に限らず、全ての人間は幸福感を求めて生活しています。
とくにうつ病患者になってしまうような、真面目で責任感のある方は「貢献」によって幸福度が高まる人が多いことでしょう。自分よりも誰かのことを優先にしがち。幸福度を上げるにはまずは自分が幸せであることが前提。
順番で言うならば、まずは今ある幸せを知ること。知ることにより幸福の純度が上がる。
幸福の純度が上がることで前向きな思考になる。前向きな思考になることにより、好きなことに没頭する意欲が湧く。
好きなことに没頭することができれば、自分のいるべき居場所も明確に把握でき、人間関係も良好になる。そして最終的に誰かの為に貢献することが出来ます。
「どうせ自分なんて」「存在価値がない」そんなマイナスのスパイラルが続く状態の方は、まずは今ある幸せを感じること。もちろんうつ病患者の人達の中でそんなこと言われてもと自己否定をしがちな人もいます。
ここでもワンピースからの名言で、
「今は一人だけどもよ……!!いつか必ず”仲間”に会えるでよ!!!海は広いんだで……いつか必ず!!!お前を守ってくれる”仲間”が現れる!!!この世に生まれて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで!!!!」
という言葉あります。
もが続けていれば必ずあなたの理解者が現れるそれを知ってほしいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ワンピースが教えてくれるうつ病を治す価値観や考え方の3つのポイント」についてお話しさせていただきました。
まとめると「今ある幸せを感じる」「なにかに没頭する」「居場所みつける」そうすることで自分に余裕が生まれ誰かに貢献することができるということ。
しっかりとこの3つを理解することで、今より確実に幸福度は上がります。
うつ病は頑張りすぎたあなたにとっての休養時間と捉えることが出来たらいいでしょう。
幸せの定義の一つとして何かに没頭から生まれる場合が多いです。
今回一番伝えたかったことの一つです。
没頭できるものができない状態で、誰かの役に立ってない、マイナスな感情が出てない、と間違った思考をしている場合、空回りしてしまう可能性があります。
ゆっくりゆっくり自分に向き合いながら、前向きに治療に励むといいでしょう。あなたの体験はきっと誰かの役に立ちます。
「だっで ごの世に治ぜない病気はないんだがら!!!!」
本が読めない時はうつ病かも!傾向と対策方法とは?そもそも本を読む元気すらない人はこちらを参照に。