人間関係においてナルシストはネガティブなイメージを持たれがちです。
ナルシストと聞くと「気持ち悪い」「自己中」というイメージがあるのではないでしょうか?
自己評価が高すぎて、相手に不快感を覚えてしまう可能性があるということ。
しかし自分を愛することができる人はうつ病になりにくいというケースもあるのです。
嫌われがちなナルシストとは?
ナルシストには自分を愛することが大得意です。
非常にシンプルに言うとポジティブな人のことです。
ナルシストなりやすい人は、幼少期に常に周りからチヤホヤされたり、成功体験が人よりも多くあったりするとなりがちです。
特に強い思考として「自分は優れている」と信じ込んでいる人ということ。
逆に過去に辛い出来事があり、幼少期に挫折を味わったことがあったり、挫折を味わったり、他人や兄弟と比べられて育ったりすると、必要以上に人間関係の考え方が偏ってきます。
自分を肯定したいが為に、自分以外誰も信頼できないという人はナルシストになる傾向があります。
ナルシスト診断をしてみる
あなたはどれくらいナルシストなのでしょうか?
まずは当てはまる項目をチェックしてみましょう。
・LINEやSNSのアイコンが自分の顔である
・自撮りをしたり、必要以上に鏡をみる
・髪の毛を無意識的によく触る
・常に自分が見られているという視線が気になる
・自慢話を第三者によくしてしまう
・人の話を聞くより話す方が好き
・自分の考えを否定されるとイライラする
・支配欲が強い
・高級なものが好き
・目立つことが生きがい
3個以下はナルシストではないでしょう。
むしろもう少し自分に自信を持ってもいいと思います。
当てはまる人は多い人は、自分大好き人間です。
ナルシストの称号にふさわしいでしょう。
こだわりも結構強いので、周りから面倒くさがられているかも。
ナルシシズムはうつ病にとって重要
ナルシストはネガティブなイメージがありますが、自己肯定感が強い傾向あります。
とくに自己重要性を感じ、生きる上で有益な側面があるということ。
自己重要性を多く感じるナルシストの傾向がある人たちはストレスを感じることが少ないし、精神面も強い傾向にあります。
ナルシシズムのよい特性を活かすことにより、ネガティブによる負の連鎖を抑制させることができるのです。
その鉄のメンタルは、うつ病の人からしたら考えられないような思考になっているわけです。
自分を好きなのはうつ病患者にとってはとても良いことなので、ナルシスト自体は悪いことではありません。
逆に成長に繋がる場合があります。
うつ病の人が自己肯定感を高める考え方
さきほどナルシストのポジティブな面をお伝えしましたが、逆にナルシストの人ができないことがうつ病患者にできることが多いのです。
ナルシストの人は、全て自分は正しいと思っているので、意見されることが嫌いです。
だから話を聴くことも苦手ですし、相手のことを考えることができないのです。
逆にうつ病患者は、責任感が強く相手のことを考えすぎたり、他人との比較が多い為悩んでしまうのです。
この考えを逆に長所と考えることができれば、心が少し楽になることでしょう。
人の良いところを見つけるのがうまいので、あなたの思っている以上に人から好かれることがあります。
おそらくうつ病になった心配してくれた方がたくさんいたのではないでしょうか?
あなたは愛されていることに気づいてください。
必要としてくれている人はいるのです。
そしてうつ病になってもあなたを見放さず寄り添ってくれる人の為にも自分を大切にしてください。
まとめ
ナルシストの人は、非常に自己愛が高く自己肯定感が高すぎる為比較的にストレスに強くうつ病になりにくい。
うつ病患者は自己肯定感が低い場合があります。
「自分はダメな人間だ」「自分は劣っている」「自分は何の役にも立たない」と感じてしまったら、ストレス原因になる環境から離れ自分の強みを見つけることに専念しよう。
そしてあなたは思っている以上に愛されていること。
これさえ知っておけば失敗は怖くないです。
自分の強みを知り愛すことができれば、自身がつき失敗を恐れないようになる。
そして経験を積むと結果も出しやすくなる。
自分が誇らしくなり価値のある人間と気づく。
価値のある人間と気づけば、自分を愛することができる。
こんなプラスのループサイクルの考え方に入れば、うつ病症状の軽減に繋がってくると思います。