うつ病になってしまうと、人間誰しもが持っている三大欲求が損なわれてしまう恐れがあります。
食欲、睡眠欲、性欲、これらが代表する3つの欲求。
食事や睡眠はとても大事だと思うが、性欲減退することはそこまで重く考えなくてもいいのではという意見があります。
しかし、性欲で人間関係に支障をきたす場合も。
性欲減退で人間関係が悪化
うつ病になると、性行為を求められることが苦痛の場合がある。
パートナーのことを嫌いになってしまったわけではないが、うつ病患者は期待に答えることができない自分にも嫌気がさす場合がありますし、性欲を発散できないことで別の問題が発生する可能性があります。
そんなことになってしまうと積極的に恋愛を楽しめなかったり、子供が欲しい夫婦にとっては問題。
性の相性で別れを切り出す人もいるくらいなので、性欲減退を軽くみてはいけない。
性行為は大切なコミュニケーションです。
大切な人をお互い傷つけないようにしなければいけません。
なぜうつ病で性欲減退が起こっているのか?
どうしてうつ病になると性的な欲求が下がってしまうのか?
私なりに調べてみました。
薬事療法
1つは薬の効果によるものです。
一部の薬うつ病、不安症に使用される薬では、テストステロンの血中濃度を下げ、性欲も減退させる場合があります。
心理的要因
もう一つは心の問題です。
疲労や不安といった状態によって一時的に減少する場合です。
トラウマ
最後はトラウマが呼び起こされたパターンです。
うつ状態で性欲が低い場合、小児期の心理的に外傷的な性体験または性的思考を抑圧する考え方が呼び戻されてしまっている場合があります。
性欲が減退すると、性的思考や空想を抱くことが減って性交への興味が少なくなり、性行為の回数が減ります。
視覚や言葉、触覚による性的刺激を受けても、性欲が呼び起こされないことがあります。
ではどうすればいいのでしょうか?
うつ病は病気ということを理解する
例えば自分が熱を出して、頭が割れそうに痛い時に無理やり性行為を求められたらどうでしょうか?
普段健康な人でさえ、今は無理と答えることが多いでしょう。
もしパートナーがうつ病患者だった場合そのような感覚に近いと知ってください。
恋人や妊活中の人は決して冷められていたり、嫌われてるわけではありません。
今はそうゆう時期だということを理解してあげる広い心を持って接してください。
うつ病患者はストレス原因を避け休むことだけを考えること。
人間の全てはコミュニケーションで成り立っています。
辛い時はパートナーには辛いと伝えれるようにしましょう。
うつの原因がパートナーにある場合は別
営みがなくても仲良しならば問題にはなりません。
しかしうつ病の原因が、パートナーにあった場合は別です。
普段から暴力を振るわれている。
浮気や不倫を頻繁にされている。
お金の問題に悩まされていることが多い。
自分が気づかないうちに、相手を追い込んでいた場合があります。
うつ病患者は真面目な人が多いので、自分が我慢すれば解決するという考えになりがち。
別れた方が相手の為になる場合も。
本当に気持ちのいい性行為ができるよう、うつ病をしっかり治し、心も頭もスッキリした状態で出来ることが理想です。