人前で叱責されうつ病!大声で怒鳴る老害が静まる対応方法!

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職場内で人前で叱咤され辛い思いをした人。

すぐに大声で怒鳴る人の対応方法が分からない。

怒られすぎて精神病になってしまった。

私は営業マン時代に地獄のような体験をし、うつ病という病にかかりました。

現在はWebライターとして社会復帰をし、新しい人生を歩めるようになるまで回復しました。

少しでも当てはまったら記事を読み進めてください。

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人前で叱咤に怯える営業時代

私はもともと、東証一部上場企業の営業マンとして働いていました。

家庭を持ち、妻と子どもを支えるために一生懸命、仕事に取り組んでいました。

しかし、仕事での成果は振るわず、上司からはいつも叱咤される日々。

毎日毎日大声ですぐ怒られてしまう。

人前で怒られるというのは本当に辛くて、周りの目線が気になりすぎると、怒られている内容も頭に入ってこない場合も。

そんな状態でまたミスをしてしまうと、怒られてしまうこと自体に緊張してしまい、本来出来ることまで失敗したらどうしようという気持ちが生まれ負のスパイラル。

私は結果的に成績の上がらないメンバーたちを集めたテレアポ部隊に配属されてしまいました。

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職場の強烈なストレスでうつ病に

人と接することにストレスを強く感じてしまう性格である私にとって、 営業の仕事自体が合っていなかったのかもしれません。

さらには、営業の中でも特にメンタルが強くなければできないテレアポという業務は、 私自身の心に大きな負担をかけてしまっていました。

この頃から、なんとなく毎日が憂鬱で仕方なくなってきていました。

仕事場に行くために家を出てからの足取りは重く、 電車の中では急に涙が溢れて止まらなくなってしまったこともあります。

そして、仕事場に着いても業務中はまったく頭が回らなくなりました。

上司から、簡単な足し算や引き算を求められても、 答えることができなくなっていたほどです。

その度にまた叱咤の嵐。

自分の口から出る言葉には自信がなくなり、営業の成績はさらに落ち込みました。

対面で人と目を見て話すことができなくなり、当然テレアポをすることもままならなくなりました。

平日でも休日でも、いつも感情が抑圧されているような状態が続いて、 自分の感情をコントロールすることができなくなっていました。

そして、ある日突然、会社行きの電車から飛び出して、 途中の駅で降りてしまうようになりました。

この頃、さすがにこれ以上仕事を続けるのは、 もう限界だと思うようになってしまいました。

近所の精神科にかかると、うつ病だという診断が下りました。

上司に報告して、当分の間は休職することが決まりました。

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うつ病をきっかけに転職そして社会復帰

それから1ヵ月ほど療養したところ、少しずつ表情に力が戻ってきました。

あまり先の事を心配し過ぎず、疲れたら休むようにしました。

以前の私は、会社と家事と育児で忙殺されてしまっていて、 とても自分の身体や心を労わってあげることができていませんでした。

つい休んでしまう自分を許してあげるようにして、 自分の好きなことに取り組むようにしてみました。

例えば、本を読んだり、ただ無邪気に子どもと遊んだりすることです。

また、カウンセラーの先生に相談したり、主治医に症状をしっかりと説明したりして、 客観的なアドバイスをもらうように心がけました。

処方された薬はしっかりと飲み、規則正しい生活を心掛けました。

具体的には、朝起きる時間と夜眠る時間、そして食事の時間を決めるようにしたのです。

すると、身体がしだいに軽く感じるようになり、元気を取り戻すようになってきました。

身体が動かせるようになってきたので、散歩のような軽い運動習慣も取り入れました。

結果として運動は効果が抜群で、頭がしっかりと回るようになっていきました。

3ヶ月から半年くらいで体調が安定してきて、気分の浮き沈みもなくなってきました。

ここで、私が恐いと思ったのは、また前の症状に戻ってしまうのではないか?ということでした。

もっと自分の症状を知らないと、うつ病から本当に抜け出すことはできないと思い、 精神科医の先生が書いたうつ病に関する本を読んだり、精神科医の先生のYouTubeを観たりして、 うつ病に関して知識をつけるようにしました。

すると、自分の経験と客観的な知識をすり合わせることができ、 自分の体調をコントロールする方法が分かってきました。

そして今では、苦手だった営業職を辞め、 Webライターとして働いています。

理由は、文章を書くのが好きだったり、 文章を人から褒められることが多かったりしたからです。

やりがいを感じ、活き活きとした毎日を送ることができています。

もちろん、体調をコントロールすることができ、精神も安定しています。

職場モラハラでうつ病!適切な対処法で危険な状態から真逃れた体験談!

同じように職場関係のトラブルでうつ病になった体験談はこちらから。

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すぐ大声で怒鳴る人の心理

生きていたら人と関わらなければいけない時があります。

私は次から同じ失敗を繰り返さないように、すぐに怒鳴る人の心理を調べました。

プライドと理想が高く勘違いしている

叱咤をする人たちは、「自分は他の人とは違う」、「自分は優秀である」と思っており、人を見下しがちなタイプが多いようです。

こういった人は総じてプライドが高いと考えられます。

自分が出来ることは他人ができると勘違いしていたりする。

もっと悪質なのが、自分が出来ないことさえも立場を利用して叱咤することも。

ナルシストで自分大好きだからこそ傷つきたくない。

自分の品位を守るために先手を打って怒っておこうとします。

人を支配したいという欲求が強い

自然界の法則でもあるように、人よりも上に立ちたいという支配欲が強い傾向があります。

大声で強く怒鳴ることによって委縮する経験をすると、自分の方が強いと判断して快感すら覚えてしまうことも。

それも「自分よりも弱そうな相手」にだけ怒鳴ってその場を自分の思い通りにしようと考えています。

物静かな人や反論しない人は特に危険。

心の余裕がない

普段は叱咤しない人が、急にすぐ大声で怒鳴るようになった場合は心に余裕がない時があります。

例えば「金銭的な悩み」「仕事が忙しくなった」「プライベートがうまくいってない」

日ごろから不満やストレスを解消せずにいると、積もり積もって常に不満やストレスを抱えている状態になり、いつでもすぐに怒る状態になってしまうのです。

もちろん自分がミスを多くしてしまったり、大柄な態度をとっていた場合は別です。

しっかりと正当な理由で怒られるのであれば自己責任。

しかし必要以上に叱咤される場合は別です。

場合によってはパワハラやいじめにまで発展する可能性もあります。

では叱咤する上司に悩んでいる場合どう対応をしていけばいいのでしょうか?

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大声で怒鳴る人が静まる対処法

人と関わっていく中で、すぐ怒る人は一定数います。

すぐ怒る人との付き合い方に疲れる人もぜひ参考にしてほしい、接し方や対処法をご紹介します。

怒られている意図をしっかりと読み取る

叱る側は多少なりとも「ここを直せば仕事がうまくいく」という理屈を持っています。

いきなり怒鳴られたからといって委縮するのではなく、「どのような意図で叱っているのか」と真意をくみ取ることが大切です。

自分に問題があるのであれば、しっかりミスをしないようにメモをとったりすることを意識。

その上で「二度と同じ失敗はしない」と決意すれば、叱咤は収まリます。

冷静に対応しおどおどしない

すぐ大きな上司ほど身勝手なもので、心の中では「叱っている自分は悪くない」と考えています。

全て自分が正しいという考えを持った人に、感情的になり同じテンションで言い返すのはNG。

かといっておどおどした態度をすると、反省してないと思われ叱咤が過熱することも。

むしろ怒られた時こそハキハキと「すみませんでした」「ご指摘ありがとうございます」と応じるべきなのです。

ミスを改善したことを行動で示す

怒鳴られる言動でよくある「何度同じミスをするんだ」という言葉。

怒られた後は反省する言葉を述べても、実際にそれが改善されないと怒られやすい状態になります。

実際に改善したことが示されると、上司は「自分が叱ったことで部下が成功した」と感じることができ、あなたの評価の上昇につながります。

相談すべき場所を知っておく

すぐ叱咤する人と同じ環境にいることは辛いことです。

上司に相談できない場合は、人事部や社内相談窓口に相談しましょう。

それでも解決しない場合は、外部の相談窓口に連絡してみるといいでしょう。

その際に、嫌な思いをした出来事のメモや、ICレコーダーなどでとったボイスがあると証拠になります。

最悪の手段として職場を変える

職場を変えるという判断はとても大きなものです。

会社をすぐ辞めるという決断に罪悪感がある人もいます。

しかし私のようにうつ病や病気になってからは遅いのです。

逃げる選択を取ってもいいのです。

むしろ、長期的に見れば健康を害して長期的に働けなる体になるよりはいいと思います。

すぐ怒る人は男性、女性問わずいます。

さらに、本人の心理や性格だけでなく、色々な原因や理由が重なって怒りっぽさを出していることも分かりました。

大切な友人なら怒りっぽさを指摘して改善するのも良いですが、それ以外の人は怒りやすいポイントや原因を知った上で避けるようにすれば、上手なお付き合いも可能に。

私はうつ病になり人との関わり方についてもよく学ぶことができました。

少しでも読んで頂いた人たちの励みになれたら幸いです。