うつ病患者は何をしても勝手に悲観的に考えてしまい、罪悪感でつぶれる可能性があります。
健常者からみれば表面は怠け者にみえても、怠け者とは違う心理的特徴があるのです。
それが「罪悪感」という感情なのです。
うつ病は罪悪感でつぶれるのは、怠け者と思われたくないからである
怠け者とうつ病感患者は大きな違いがあります。
それが「罪悪感」があるかないかです。
ただの怠け者は仕事をしなかったり、親からの援助を受けていたり、一日中ぐーたらしていても、罪悪感という感情が湧きません。
しかしうつ病患者は、なまけている自分は悪と感じてしまい、罪悪感を覚えてしまうのです。
ようするに、怠け者は何もしない事を楽しみ、うつ病患者は何もしていないことに苦しみを覚えてしまっているのです。
もっといってしまえば、うつ病患者は焦りという感情も芽生えてしまうのです。
だからこそ怠け者は「頑張れ」と言っていいが、うつ病患者には「頑張れ」と言ってはいけないのである。
罪悪感でつぶれる前に本当は励ましてほしい!
うつ病患者は本当は励ましてもらったり認めてもらいたいのです。
ここでの励ましや認めるという行為は、「頑張れ」「負けるな」のような言葉ではなく感情を沈めてあげることが大切です。
なにかうまくいかない時や壁にぶつかった時、「頑張れ」という言葉はうつ病患者のエネルギーを消耗するだけなのです。
嫌な言葉をかけられた時に「そんなことで負けるな」という言葉も無責任な励まし同様落ち込ませてしまう一つの材料なのです。
頑張らないとダメ、負けてはダメと思考が働き、ダメな自分と思い込んでしまいさらに罪悪感が増幅する恐れがあります。
うつ病患者は、とにかく自分の気持ちを組みとってもらいたいのです。
罪悪感を感じやすい人は足るを知る事!
うつ病患者はどんどん欲張りになっていきます。
始めてうつ病になってしまったときは確かに落ち込む気持ちが分かります。
しかし出来ないことをずっと悔やんでいても仕方がありません。
出来ないことにフォーカスするより、今出来る事をまず考えましょう。
本当に些細なことでもよいのです。
うつ病患者は「私なんか何もできないダメ人間」と思う人は多くいるでしょう。
しかしもちすぎているほどいろんな事が出来ることを知る必要があるのです。
それに気がつくことがなくなれば、罪悪感も軽減されていくことが出来るでしょう。
そうすることで無邪気な子供のように、あれができたらいいなという夢を持つ事ができます。
子供は本当に純粋です。
おかしを買ってもらっただけで喜びます。
公園で遊んだだけで喜びます。
ぷかぷか浮く風船で喜びます。
うつ病患者も明日はこうゆうことをしようという気持ちを持ち、どんな小さな事でも出来た事に喜びを感じるようになっていきましょう。
そうすることで罪悪感でつぶされることがなくなるでしょう。
まとめ
怠け者とうつ病には決定的な違いがある。
怠け者は何もしない事に罪を感じない、うつ病は何もしないことに罪を感じるのです。
つまりうつ病は自らを罪悪感を増幅させつぶされそうになってしまうのです。
罪悪感を増幅させない為には足るを知るということです。
どんな些細なことでも出来た事に対して喜びを得る事が大切です。
今日早く起きれた。
家事が出来た。
散歩が出来た。
小さな夢をつくり、世間帯、人の目、肩書きを一切気にせず自分のペースでゆっくり歩んでいきましょう!